（宮城、崑岳山）
小春日や橙色にお堂かな
橙にお堂を染めて秋暮れる
この箟岳山は仙台平野のほぼ中央部にあり、箟峯寺という観音様が近隣からの多くの篤い信仰を集めているとのことである。
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| archives | 蛙鳴道場 | 蛙歳時記 005 |
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（宮城、崑岳山） 小春日や橙色にお堂かな 橙にお堂を染めて秋暮れる この箟岳山は仙台平野のほぼ中央部にあり、箟峯寺という観音様が近隣からの多くの篤い信仰を集めているとのことである。 |
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（厄日 宮城阿武隈川 河口） 阿武隈に白波返し厄日かな （河北俳壇入選句・2004/10/10） |
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（塩竃の花に） 塩釜の少し遅れて花の咲く 早朝塩竈の明神に詣づ。国守再興せられて、宮柱ふとしく、彩椽きらびやかに、石の階九仭に重り、朝日あけの玉がきをかゝやかす。かゝる道の果、塵土のさかひまで、神霊あらたにましますこそ、吾国の風俗なれと、いと貴けれ。神前に古き宝灯有。かねの戸びらのおもてに、「文治三年和泉三郎寄進」と有。五百年来の俤、今目の前うかびて、そゝ゛ろに珎し。渠は勇義忠孝の士也。佳命今に至りて、したはずと云事なし。誠、「人能道を勤、義を守るべし。名も又是にしたがふ」と云り。日既午にちかし。船をかりて松嶋に渡る。其間二里余、小じまの磯につく。 |
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（宮城蔵王 不忘山） 雪ん子の気配集めて雲走る |
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（栗駒の春） 沸々と弥生の山の呟きの |
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（立山） 山肌を錦が翔ける谷紅葉 |
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（能登） 漣を植田に寄せる能登の海 |
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（多摩湖） 幾重にも奥多摩の山秋麗 |
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（小岩井牧場にて） 秋小寒牧羊群れる岩手富士 |
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（むつ、恐山宇曾利山） 夏の旅天涯鎮め宇曾利山 |
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